2018年10月香港-香港に本社を置きアドバイザリーサービスとプライベート・エクイティ投資を提供する、この地域のプロフェッショナルファームであるYCPは、アジア市場に注力する戦略コンサルティング会社Solidianceと経営統合いたしました。YCPとSolidianceは、アブダビ、バンコク、北京、ベイルート、ドバイ、ホーチミン市、香港、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、ニューデリー、上海、シンガポール、シドニー、台北、東京、ヤンゴン、欧州(ドイツ)と米国(サンディエゴ)のクライアントリレーションオフィスなど、この地域の約20の主要市場をカバーする、アジアを牽引するプロフェッショナルファームとなることを目指しています。
YCPグループCEO石田裕樹は、「Solidianceと統合することで、弊社はアジアの新しい市場において、顧客基盤とサービスを拡大する機会を得ることが可能となります。広範な地域をカバーできる体制と、主要な垂直産業におけるより深い専門知識を通じて、私たちはクライアントの支援を強化し、クライアントのビジネスに付加価値を与えることができます。また、これまでカバーしていなかった重要な市場においても、新たにプリンシパル・インベストメントを行う機会を得られると同時に、ポートフォリオ企業に対しては、新たな市場開拓を促すことが可能となります」と語っています。
今年500億米ドルを超えると予想されるアジア太平洋地域のコンサルティング業界の価値を熟慮した両社によって、この戦略的な決定が下されました。日本は言わずと知れたアジア最大のコンサルティング市場であり、中国、インド、オーストラリアは規模の面で重要な成長のドライバーとなる市場です。その全ての市場にYCPとSolidianceは確固たるプレゼンスを築いているため、クライアントをサポートできる体制が整っています。
SolidianceのCEO、マネージングパートナーかつ共同創設者であるDamien Duhamelは以下のように語っています。「私たちは、適切なタイミング、そして適切な場所で、行動に出ることができたと信じています。この戦略的決定を通して、YCPの株式投資およびアドバイザリーサービスにおける優れた能力と、弊社の比類のないコンサルティング業務経験が組み合わさり、アジアの経営コンサルティング業界をリードするという主な目標が掲げられています。私たちは一緒になって、信頼性の高い、実用的な分析、慣例にとらわれない方法や深いく考え抜かれた実践的なガイダンスを提供することにより、クライアントがアジアで成長に向けての変革を実現し、成功を収めるためのサポートに励みたいと思います」。
この戦略的決定を通して、両社は以下のサービスを提供し、フォーチュン1000企業、アジアのコングロマリット、さらには中小企業のパートナーやクライアントともより深く関わりあっていくことを目指しています。