YCPのディレクターであるJason Ongが、シンガポールおよび東南アジアの企業・業界動向を扱うビジネスメディア「Singapore Business Review」のインタビュー動画に出演し、企業がAIの価値を最大限に引き出すうえで直面する課題について語りました。

シンガポールでは、既存の業務プロセスを抜本的に見直さないまま新たな技術を導入することで、AIの効果を十分に引き出せていない企業もあります。また、デジタルトランスフォーメーション施策の最大70%が、当初設定した目標を達成できていないとされています。

AIによって業務処理のスピードが向上しても、手作業による工程や多段階の承認プロセスが残っていれば、その効果は限定的です。AI導入の成果を高めるには、財務面・業務面での目標を明確にし、経営層の責任体制を整えるとともに、既存の業務に新たなツールを追加するだけでなく、AIを効果的に組み込んだ業務プロセスへと変革することが重要です。

さらに、AIが定型業務を担うようになるなか、業績評価指標や従業員によるAIの活用状況も見直す必要があります。不要な業務プロセスを整理し、人による監督・確認が引き続き必要な領域を明確にするとともに、従来の業務量を基準とした評価から、品質やイノベーションをより重視した評価への転換が求められます。

本インタビューでは、以下のテーマについて解説しています。

  • 手作業中心の業務フローや多段階の承認プロセスが、AIによる生産性向上を妨げる理由

  • AI導入によって測定可能な成果を生み出すために、明確な事業目標と経営層の責任体制が重要となる理由

  • AIを効果的に活用するために、従業員の業務フロー、人による監督・確認、業績評価指標を見直す必要性

インタビュー動画の全編(英語)はこちらからご覧いただけます。

エキスパートプロフィール

Jason Ong(ディレクター)

シンガポールを拠点とするディレクター。オペレーションおよび事業変革の分野で20年以上の経験を有し、中国、シンガポール、米国での豊富な実務経験を持つ。東南アジア地域の企業に対し、オペレーショナル・エクセレンス、デジタルトランスフォーメーション、事業パフォーマンスの改善に関する支援を提供している。

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